「認知症になっても住みやすい街づくり市民向けセミナー」を開催
鶴川市民センター
3月2日(金)、町田市役所会議室にて「地域包括ケアシステムにおける認知症アセスメントシートDASC-21について」という研修会を開催し、当院の臨床心理室・西村 嘉子主任が講師を務めた。
今回は、高齢者支援センター職員・市職員を対象とし、48名と予想を上回る参加でこの研修への期待の高さが窺えた。DASC-21とは、高齢者の認知機能と生活機能を評価し認知症を総合的にアセスメントするツールである。
今回は、臨床心理士の視点から、DASC-21の概要やアセスメントの基礎知識といった基本に加え、実施事例や初期集中支援チーム、臨床心理士相談といった実践まで充実した内容で講義をおこなった。
講義の後に実施したグループワークも盛り上がり、これからの地域包括ケアにおける共通言語としてのDASC-21の有用性を共有できた。